内包物/ナイホウブツ/inclusion
宝石の内部に見られる宝石以外の成分。結晶の成長時に結晶内に取り込んだ気体、液体、個体など。宝石特有の特徴を示すことがある。
中石/ナカイシ/center stone
ジュエリーの中央や一番強調する位置に配し、主になる宝石。
梨地荒らし/ナシジアラシ/emerying
金剛砂ガーネット粒を加工物に落下させる表面加工。
魚々子地/ナナコヂ/beading finish
魚々子鏨と呼ばれる小さな凹状の鏨を魚卵状に打って作り出す、連続文様。
鈍し/ナマシ/annealing
金属の種類によっても異なるが、硬化した金属を加熱後、冷却して軟化させること。加熱と冷却により、結晶組織を調整し、内部応力を除去する。焼き鈍し、個溶化処理ともいう。
鉛/ナマリ/lead
灰色の青みを帯びた金属。柔らかく、重い。展延性に優れ薄い板加工は可能だが、延性に乏しく、細線加工には向かない。古くから給水管、レントゲン室の内張、はんだの主原料として使用される。彫金ではしゃり盤の名で金型台として利用される。「しゃり」とは本来は錫と示す。
鉛ガラス/ナマリガラス/crystal glass
酸化鉛を24%以上加えたガラス。工芸品や食器などに利用される。石膏型に流し込むことも
可能なので複雑な造形も作り出せる。
南洋真珠/ナンヨウシンジュ/south sea cultured pearl
アコヤ真珠に対して、海産のシロチョウガイ真珠、クロチョウガイ真珠を指す。南洋、南洋玉ともいう。