亜鉛/アエン/zinc
青白の光沢のある金属。銅との合金は黄銅(真鍮)として用途が広い。
キャスト時の流動性の改善のために微量添加されることもあるが気化(煤)となりキャスト炉を汚す原因となる。
ロウ材の融点を下げ、流れを良くするための添加金属としても使用される。
沸点(907℃) 融点(419.58℃)
青棒/アオボウ/grenn stick(green rouge)
酸化クロム粉末と少量の焼成アルミナをステアリン酸などの油脂で固めた研磨剤。
金属に光沢を出すためにバフ布に付けて使用する。固形、粉末など含めて青粉(アオコ)とも言う。
青金/アオキン/ green colored gold
割り金に使用する比率が8対2と銅より銀が多いいか、それ以上の金合金。
青みが強いので青金と称されるが、比率に定義はない。白割りとも言う。
英名はgreen colored gold (グリーン ゴールド)
赤金/アカキン/red gold
割り金に使用する比率が2対8と銀より銅が多いいか、それ以上の金合金。
赤みが強いので赤金と称されるが、比率に定義はない。赤割りとも言う。
英名はred colored gold(レッド ゴールド)
赤棒/アカボウ/roude stick
酸化第二鉄(弁柄/ベンガラ)の粉末を油脂で固めた研磨剤。
金属の仕上げなどに使用する。固形、粉末など含めて赤粉(アカコ)とも言う。
アクアマリン/aquamarine
淡い青色から青色を示す透明石。ガラス光沢があるベリル(緑柱石)の一変種。
ほとんどの石は色みを改善するための加熱が行われる。3月の誕生石。
モース硬度 7.5
和名 水宝玉、または藍玉。
あずき鎖/アズキクサリ/cable chain
丸カンを連続してつないだチェーン。丸カンの大きさや線の形状や組み方などにより
多くの種類がある。ケーブルチェーンとも言う。
油目鑢/アブラメヤスリ/super-smooth teeth
ヤスリ目の最も細かい目のもの。キサゲ前などに使用する事が多い。
油焼入れ/アブラヤキイレ/oil hardening
金属を適宜な温度に加熱後、油の中に入れて急冷し焼入れする方法。
赤カブを使用したタガネ製作時に行う事が多い。
アミュレット/amulet
災害や魔物から身を守ると考えられていた宝石や装身具のお守り、魔除けの事。
アメシスト/amethyst
薄い紫色から濃い紫色までのクォーツ(水晶)を示すガラス質の石。
モース硬度 7
和名 紫水晶
アメトリン/ametrine
アメシストの紫とシトリンの黄色を併せ持つクォーツ(水晶)。
バイカラークォーツとも言う。
モース硬度 7
和名 紫黄水晶
荒らし/アラシ/rough
タガネ荒らし、荒らし槌などで光沢のない表面仕上げを施す事の総称。
あらずり
荒目ヤスリや中目ヤスリなどで大まかな形にヤスリがけする事。
荒目鑢/アラメヤスリ/ rough teeth
ヤスリ目で最も荒いもの。鋳造から上がってきた物の湯道すりなどに使用する事が多い。
あり/dovetail joint
象嵌時に紋金をはめ込むための地板のひさし状の切り込み部とその
切り込み部を彫ったときに出たバリの事。
アルゴン アーク溶接/ argon arc welding
電極部のトーチからアルゴンガスを噴出し、その中で行うアーク溶接。
空気を遮断し酸化を防ぐ。銀製品の丸カンの溶着などに使用。
アルミナるつぼ/ alumina crucible
アルミナ(酸化アルミニュウム)を主原料とした焼成るつぼ。
プラチナなど融点が高い金属の融解に使用する。
アレキサンドライト/alexandrite
クリソベリル(金緑石)の一変種。自然光では緑色、人工光では赤色の変色性がある石。
モース硬度 8.5
和名 変彩金緑石
あわ留め/illusion setting
彫り留め箇所以外の地板に玉を敷き詰めたように玉を魚々子タガネなどで玉状に丸める留め。