ジュエリー(宝飾)の原型・一点物用に

ジュエリーの原型製作から量産まで承ります。
お客様のデザイン画を元に、ジュエリーCADで三次元データを作成。
データを三次元造形機で立体出力し、それを元に原型・ゴム型・量産まで対応いたします。
もちろん「一点物」にも対応。お客様のオリジナルジュエリーを製作致します。

◆ジュエリー業界標準のRP装置で造形◆

宝飾向けソリッドスケープ社製3Dプリンター

インクジェット式3Dプリンターは、ジュエリー業界では既に標準のRP(Rapid Prototyping)装置として認知されています。
同じくジュエリー業界で認知されている光造形機と比べ、

  • 真円が出るのでリングの造形も問題なし
  • フルエタニティリングなどの造形も得意
  • サポート設計が不要。サポート自動設計
  • サポート除去も溶解方式なので容易
  • 鋳造の事を考慮したワックス素材(熱可塑性樹脂)

などの特徴があります。FORMEでは米国Solidscape(ソリッドスケープ)社の3Dプリンターを使用し、精密なジュエリー原型を製作致します。

リング/ペンダント/ピアス等の原型・一点物に

非常に細かい部分まで忠実に造形可能です

様々なジュエリーCADソフトに対応

弊社造形サービスは、宝飾/貴金属業界で使用されている様々なジュエリーCADに対応しております。

<オリジナル形式で対応可能なジュエリーCAD>
  • JCAD3/JCAD3 GLB version【ジェーキャドスリー】(*.jgd , *.jsd)
  • Rhinoceros【ライノセラス】(*.3dm)
  • JewelCAD【ジュエルキャド】(*.jcd)
<STL形式のエクスポートで対応可能なジュエリーCAD>
  • 3Design【スリーデザイン】(*.stl)
  • FreeForm【フリーフォーム】 (*.stl)
  • FireStormCAD【ファイヤーストーム】(*.stl)

※基本的にSTL形式(*.stl ASCII/Binary共に対応)で出力出来れば造形可能です。
その他のアプリケーション・ファイル形式にも対応出来ますので、詳しくはお問合せ下さい。

ジュエリーCADデータ作製の注意点

お客様ご自身でジュエリーデータを作製し、造形サービスのみを御利用頂く場合(プランB)、注意して頂きたい事項がございます。データをお送り頂く前に一度ご確認下さい。

◆データに文字や模様が入っている場合の注意点◆
データ上では0.001mm以下の爪や文字など、どんなに細いパーツでも作る事が出来ますが、実際に造形すると再現されません。
データに文字や模様が入っている場合、データ上で小さくし過ぎてしまうと造形された際にその部分が潰れてしまったり、造形されなかったりします。
造型機で造形して原型として再現出来る最低寸法は0.2mmです。
文字と文字の間隔、文字の太さ(幅)、模様の細い部分などは、最低0.2mm以上空いていないと再現されない可能性が大ですのでご注意下さい。
また、ゴム型・量産まで弊社でご依頼予定の場合は、収縮する事を考慮して、データの状態で0.3mm以上が望ましいです。

最低0.2mm以上の空きが必要です

◆収縮に関する注意点◆
鋳造(キャスト)・ゴム型工程の際に、データの寸法より若干ですが収縮します。
製品(仕上がり)サイズを考えて、その分3Dデータをあらかじめ大きくしておく必要があります。

FORMEでの鋳造・ゴム型の収縮率は通常、
  • 鋳造(キャスト)・・・・・約0~0.5%
  • ゴム型・量産・・・・・・・約2~3%

となっております。その分データを102~104%程度にした状態でデータをお送り下さい。
FORMEでは、一点物の場合100.5%、原型としての場合103%前後を推奨しております。

<指輪の場合>
1点物の場合は、製品にしたいリングサイズそのままでお送り下さい。(ほぼ収縮しません)
ゴム型・量産の場合は製品リングサイズより1号分データを大きくしてお送りください。


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